三笘薫、バルセロナ獲得リスト“第1候補”に浮上 シャビ監督がウインガー熱望…現地報道「優先ターゲット」

ブライトンでプレーする三笘薫【写真:徳原隆元】
ブライトンでプレーする三笘薫【写真:徳原隆元】

ウイングを求め続けるバルサの最優先ターゲットに浮上と地元メディア指摘

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫はビッグクラブへのステップアップが噂されるなか、スペイン1部FCバルセロナの最優先ターゲットに浮上したと地元メディアが報じている。

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督は就任以来、サイドを突破する能力に長けたウイングを求め続けているという。フランス代表FWウスマン・デンベレ(現パリ・サンジェルマン)を重宝し、新星FWラミン・ヤマルにも継続的に出番を与えてきた。

 カタルーニャ地元メディア「EL NACIONAL」によれば、FWラフィーニャやFWフェラン・トーレスはシャビ監督が求めるタイプのウイングではないことから、新戦力を探しているという。そこで候補に挙がっているのがジローナのFWサビーニョ、リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス、そして三笘の3人だ。

 しかし、サビーニョとディアスに関して獲得は非常に難しいと見られている。ラ・リーガで首位に躍進するジローナでブレイク中のサビーニョはフランス2部トロワから期限付き移籍中。トロワはイングランド1部マンチェスター・シティを有するシティ・フットボール・グループの一員であり、シティが手放す可能性は低いと見られる。ディアスもリバプールに欠かせない重要な選手であることから獲得はあまり現実的ではない。

 そうしたなかで「バルサの優先ターゲット」に浮上しているのが三笘だ。記事では「この日本人は(今季のプレミアリーグで)12試合3得点4アシストと爆発的な活躍。相手の守備を圧倒する驚くべき能力を発揮している」と今季の活躍ぶりが特筆されたうえで、「三笘はすでにプレミアリーグの複数クラブからオファーを受けているが、ブライトンは直接のライバルを強化しないためにイングランド以外のクラブへの移籍を望んでいる。それに加え、アンス・ファティの期限付きによってバルサとの関係は非常に良好だ」とし、バルセロナ移籍の可能性について伝えている。

「バルセロナは何よりも三笘のレベルの高さを念頭に置いているが、三笘と契約すれば日本のメディアに大きな影響を与えることも十分に理解している。このアジア人はすべてを備えている」

 ブライトンでの活躍により国内外のビッグクラブから注目を集める存在となった三笘。先日、ブライトンとの契約を2027年まで延長したばかりだが、バルセロナへの移籍が実現することはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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