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英雄アンリ率いるU-21フランス代表、“無得点”で11月2連敗 韓国戦完敗に現地言及「結果は最悪だ」
EURO予選オーストリア戦に続き、親善試合で韓国にも敗れる
U-21フランス代表は現地時間11月20日、U-22韓国代表とホームで国際親善試合を行い0-3の敗戦を喫した。英雄ティエリ・アンリ氏が率いるフランスの完敗に、現地メディアも「今年最後の2戦で1点も決めることができなかった」と嘆きを伝えている。
2024年、フランス・パリで開幕するオリンピック(五輪)に向けて準備を進める各国代表チーム。ホームで韓国を迎えたトレーニングマッチで、フランスは苦戦することになる。前半から猛攻を仕掛けるフランスだが、韓国はGKシン・ソンフンを中心にゴールを死守。前半を0-0で折り返す。
エンド変わって後半25分、試合を動かしたのは1本のフリーキック(FK)だった。韓国が相手ペナルティーエリア手前、やや左の位置で直接FKの機会を得ると、FWチョン・サンビン(ミネソタ・ユナイテッドFC)が華麗なキックでゴールネットを揺らした。
その後フランスも反撃を仕掛けるが、守備のほつれが露呈。後半36分に再びチョン・サンビンに得点を許し2点差にされると、同アディショナルタイムには前線の混戦から最後はFWホン・ユンサン(浦項スティーラース)にダメ押しのゴールを決められフランスは万事休す。0-3で衝撃の敗戦を喫した。
フランスのスポーツ専門局「RMCスポーツ」は試合のレポート内で「親善試合で韓国に3-0で敗れ、U-21フランス代表の11月は2連敗で2023年を終えた」と報道。17日のU-21欧州選手権(EURO)予選グループH第4節のオーストリア戦(0-2)に続く連敗に苦言を呈している。
また同メディアはアンリ監督の試合後コメントも紹介。「攻守ともに残念なパフォーマンスだった。もう一度考え直さなければならない。できるだけ多くの試合に勝つために、もっと意欲的に、もっと決意をもってプレーしなければならない」と、後半守備面で脆さを出してしまったことを悔やんだ。
記事ではこのコメントを受け「ティエリ・アンリは、選手たちのゴール不足と守備の失態を嘆いた。結果は最悪だ。オーストリアでの敗北と、ホームでの韓国戦での手痛い黒星の間、U-21フランス代表は今年最後の2戦で1点も決めることができなかった」と、多くのチャンスを演出しながらも最終的に得点を奪えなかった結果について報じていた。