J1浦和、今シーズン限りでのスコルジャ監督退任を発表 「私の将来の目標は再び監督として浦和レッズに戻ってくること」
浦和が23シーズン限りでの退任決定を発表
J1浦和レッズは11月21日、マチェイ・スコルジャ監督が2023シーズン限りでの退任決定を発表した。
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ポーランド生まれのスコルツァ氏は、ポーランド代表のアシスタントコーチや自国の強豪クラブであるレフ・ポズナンのほかにU-23UAE代表監督も務めた経験を持つ。2023シーズンより浦和の指揮官を務め、リーグ戦では2節を残しチームは3位をキープしている。
スコルジャ監督のコメント全文は以下のとおり。
「今シーズンをもって、浦和レッズの監督を退任することを決断しました。浦和レッズという素晴らしい場所を去ることは、私にとっても非常に辛い決断ですが、私の人生において仕事と家族の優先順位を変えるべき時だと感じ、こうした決断を下しました。決断にあたっては、クラブと多くの時間をかけて話し合いを重ねてきました。シーズンを通じて私に寄り添い続け、そしてこの決断を尊重してくれた土田SD(スポーツダイレクター)や西野TD(テクニカルダイレクター)にはこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。浦和レッズというクラブは、素晴らしい人たちによって形作られています。選手、チームスタッフ、クラブスタッフ、そしてファン・サポーターのみなさんが、特別なおもいをもって関わっているクラブです。私はこの素晴らしいクラブに、大きなリスペクトを抱いています。
私の将来の目標は、再び監督として浦和レッズに戻ってくることです。リカルド(ロドリゲス)前監督から引き継いだバトンを次の監督に渡すことになりますが、浦和レッズは素晴らしいクラブであり、素晴らしいスタッフや選手、そして情熱的なファン・サポーターがいます。これからも素晴らしい結果を残していけると思っていますし、浦和レッズの未来は明るいものになると確信しています。まだ、シーズンは終わっていません。だから今は、さよならは言いません。いくつもの大事な試合が残っていますし、闘いは続きます。決意をもってJリーグ3位を死守し、ACL、クラブワールドカップと、最後まで一緒に闘いましょう」
土田尚史スポーツダイレクターのコメントは以下のとおり。
「まず初めに、クラブを代表してマチェイ監督へ、心からの感謝を伝えたいと思います。マチェイ監督は、監督としての技量の素晴らしさは勿論ですが、1人の人間としても、浦和レッズというクラブやそこに集う全ての人と真剣に、そして誠実に向き合ってくれました。そのような素晴らしい監督に、来シーズンも引き続きチームを率いていただきたいという強いおもいがクラブの総意でしたが、それが叶わないことを非常に残念に、またそれを期待してくださった方々に対しては大変申し訳なく思っています。マチェイ監督やリカルド前監督が成長させてきたチームを、さらに成長させることが期待できる監督に来シーズンの指揮を任せることになりますが、これまでも繰り返し申し上げている通り、成長のプロセスとしては方向性をいかに継続していけるかが重要だと認識しており、今回の監督交代によって継続が断たれることは決してありません」
(FOOTBALL ZONE編集部)