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マンU凋落は大物4人の獲得失敗が引き金に? 「不公平な扱われ方をした」とモイーズが恨み節
「サーはロナウドが復帰すると…」
だが、当時トットナムに所属していたウェールズ代表FWベイルはレアル移籍を選んだ。
「私は最後まで戦った。我々はレアル・マドリードよりも大型のオファーを実際に提示したんだ。だが、ベイルはレアル・マドリード移籍を決断した。私が本当に呼びたい選手だったんだ」
ベイルは当時の史上最高額となる移籍金1億ユーロ(約122億円)でレアルに移籍したが、ユナイテッドはそれを上回るメガオファーを提示しながらも玉砕したという。今では世界屈指の名手に成長したスピードスターの争奪戦に敗れたのは序の口だ。
「もう一人はセスク・ファブレガスだ。最後の最後まで我々は戦った」
当時バルセロナに所属していたスペイン人司令塔の獲得にも失敗。さらにはスーパースターの帰還の可能性もあったという。
「私はサー・アレックスに最初に会った時のことを思い出す。彼はいつもロナウドが復帰する可能性があると言っていた。だから、我々はターゲットにしていた。我々は7、8人の獲得は必要なかった。なぜならリーグ優勝しているスカッドを我々は有していたからだ」