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マンU凋落は大物4人の獲得失敗が引き金に? 「不公平な扱われ方をした」とモイーズが恨み節
1年に満たず解任されたモイーズ元監督が、2013年夏の移籍市場を振り返る
かつてマンチェスター・ユナイテッドを率いた現サンダーランド監督のデイビッド・モイーズ氏が、2013年夏の“ビッグスター争奪戦4連敗”が名門失墜の引き金になったと分析している。英公共放送「BBC」が報じた。
エバートンで長期政権を築いていたモイーズ氏は同郷のスコットランド人の英雄、アレックス・ファーガソン元監督の推薦により、2013年夏にオールド・トラッフォードにやって来た。
ドルトムントの日本代表MF香川真司が在籍2シーズン目を迎えるなか、モイーズ氏はロングボールとクロスを多用する戦術を展開。結果と内容の乏しさから1シーズン持たずに、14年4月に解任の憂き目を見ていた。
「私は間違いなく不公平な扱われ方をした」とモイーズ氏は主張する。後任のルイス・ファン・ハール氏もジョゼ・モウリーニョ監督も、モイーズ政権以下のスロースタートでシーズン序盤を戦っていた経緯もあった。
だが、モイーズ氏の訴える不公平さは強化部の補強大失敗にあった。「最初に来た時の私の本当の標的はギャレス・ベイルだった。ギャレス・ベイルはマンチェスター・ユナイテッドの選手になるものと思っていたんだ」