バイエルンが目論むCB補強 1月獲得希望に冨安の名も…候補に挙がった3選手とは?
守備陣の補強としてアーセナル冨安に興味か
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは守備陣の補強としてイングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋を狙っていると英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
バイエルンは現在ブンデスリーガで11連覇中と国内で絶対王者に君臨する。イングランド代表FWハリー・ケインを加えた今季もここまで9勝2分と無敗を維持。首位レバークーゼンと2ポイント差の2位で今季も間違いなく優勝候補だ。
そんなバイエルンは冬の移籍市場でのセンターバックの補強を目論んでいるという。候補として日本代表DFの冨安、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表DFラファエル・ヴァラン、そしてチェルシーのイングランド人DFトレヴォ・チャロバーの名前が挙がっている。
「スカイ・スポーツ」のレポーター、フロリアン・プレッテンバーグ氏によれば「アーセナルの冨安は今夏の補強候補として王者(バイエルン)から狙われていた」という。夏の時点では交渉が進展することはなかったが、「バイエルンは1月に彼を獲得したいと考えている」というのだ。
ただし、バイエルンの冨安への関心は本物でも「アーセナルは彼を絶対にキープしたい」と考えていることから、今冬の移籍は非現実的だという。最終ラインならどこでもプレー可能な冨安はミケル・アルテタ監督からの評価も高く、このところはアーセナルでも先発出場の機会が増えている。
また、プレッテンバーグ氏はヴァランについて「バイエルンは彼に注目している。まだ交渉は始まっていないが、バイエルンはヴァランについて話し合っている」と言及。ヴァランはユナイテッドで出場機会を減らしていることに不満を抱いているようだが、2000万ユーロ(約32億円)といわれる高額年俸がネックとなり、冨安同様に今冬の移籍の可能性は高くないという。
チェルシーのチャロバーにはドルトムントとともにバイエルンが興味を持っているといわれていたが、同選手が負傷を繰り返していることもあり、両クラブともに獲得レースから手を引いたと伝えられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)