「警備員が乱入者を殴りつけた」 サラー狙ったピッチ侵入のアクシデントに海外注目「衝撃的」

エジプト代表のモハメド・サラー【写真:ロイター】
エジプト代表のモハメド・サラー【写真:ロイター】

W杯予選のエジプト対シエラレオネで観客がピッチに侵入するアクシデント

 エジプト代表FWモハメド・サラーは現地時間11月20日、2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)のアフリカ予選シエラレオネ戦に出場し、アシストを記録するなど、2-0の勝利に貢献した。そんななか、試合途中に観客がサラー目掛けてピッチに侵入するアクシデントも発生し、海外メディアは「サラーがピッチの乱入者に狙われる」と取り上げ、警備員が侵入者を殴りつけたシーンに注目している。

 1-0で迎えた後半16分、ピッチ中央でボールを拾ったサラーはそのまま敵陣でボールを運ぶと、相手守備陣を一網打尽にするスルーパスを供給し、FWマフムード・ハッサンの追加点をお膳立てした。一方、試合終了間際の同44分に、複数の観客がピッチに乱入するアクシデントが発生。そのうちの1人はサラーに向かって疾走していったが、最終的には警備員に取り押さえられた。

 警備員の1人が侵入者を殴りつける場面などもあり、騒然とした雰囲気で試合は終了したが、米放送局「CNN」は「サラーがピッチの乱入者に狙われる」と報道。乱入シーンの動画をピックアップし、「黄色いジャケットを着た警備員がサラーに迫った乱入者に向かってタックルする様子が映し出されている。また、警備員が乱入者を殴りつけ、そのままピッチ外へと摘み出してた」と説明している。

 また、アイルランド紙「アイリッシュ・インディペンデント」も「衝撃的なシーン」と取り上げていた。試合後、サラーは警備員に守られながらピッチを後にしていたが、今回のように乱入者に狙われるケースは初めてではない。アフリカ屈指のスター選手であるため、今度の警備強化は必須だろう。

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