本田は8試合連続先発落ち、戦況を見つめた

「コリエレ・デロ・スポルト」紙はスソに7.5点と高い採点を与えたが、その上をいったのが守護神ドンナルンマの8点で最高点だった。

「序盤はわずかな鋭い攻撃だけで、戦術の犠牲になっていたが、素晴らしいクロスから価値のある仕事をした。そこから状況は一変した。（対面した）エブラは弱く見え、サイドではやりたい放題だった」と、 スソの無双ぶりを絶賛している。

「トゥット・スポルト紙」は、スソに7点を与えている。ボナベントゥーラとドンナルンマの7.5点につぐ評価だった。「アレックス・サンドロを諦めたら、エブラとはすべて青信号だった。1-1と同点になるクロスを見せるなど、常に危険な攻撃を繰り出した」と評価されている。

　本田は8試合連続で先発落ちとなり、この日はベンチから戦況を見つめ続けた。かつて自身の定位置としていた右サイドでスソは王者ユベントス相手に実力を存分に発揮した。かつて本田とスソはライバル関係と見られていたが、もはや両者の立場は逆転不可能なほど格差が生まれてしまったようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images