セルティック監督、古橋亨梧がCLで挙げた2ゴールへの助言を告白 「無理をしないこと」を説いた理由は?
古橋はCLアトレティコ戦とラツィオ戦でゴールを記録
スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧は、今シーズンの公式戦18試合に出場して8得点2アシストを記録している。注目に値するのは、昨季はノーゴールに終わったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、4試合で2ゴールを挙げている点だ。
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今季よりセルティックで指揮を執るブレンダン・ロジャーズ監督の下、古橋は成長しているとスコットランドでは伝えられている。その成果として挙げられているのが、スペイイン1部アトレティコ・マドリード戦(2-2)とイタリア1部ラツィオ戦(1-2)で挙げた2つのゴールだ。
スコットランド紙「ヘラルド」によると、ロジャーズ監督は「無理をしないことが一番重要なことだった。私は彼に『いずれ決まる』『君はとてもいい選手だから、必ず決められる。だが、チャンスが来た時に確実にモノにしないといけない。そして、普段(リーグ戦)ほど多くのチャンスは得られないことも理解する必要がある。だが、その場面では落ち着いて、慌てたり、無理やり決めようとしないことだ』と伝えた」と、明かしている。
そして、「アトレティコ戦でのゴールは素晴らしかった。これまでも数々の素晴らしいゴールを決めてきたが、そのうちの1つだ。素晴らしいコンビネーションに加え、マット・オライリーから完璧なお膳立てのパスもあったが、それを差し引いても素晴らしいフィニッシュだった。そして、本当に破ることが難しい5枚の守備が相手だったのだから、とてもいいものだった」と分析した。
11月の代表活動は直近の試合で負った頭部の怪我によって見送ることになった古橋だが、検査結果は問題がなかったという。セルティック専門メディア「67Hail Hail」の記事では「アバディーン戦の前に、28歳は4試合ノーゴールに終わっていた。それでも自信を回復し、インターナショナルウィークの休養によって、年が変わる頃にはシーズンのゴール数も二桁に乗せられる状態になるだろう」と、今後の活躍に期待した。