天皇杯4強決定! クラブW杯2位の鹿島は横浜FMと、悲願の初タイトルを狙う川崎は大宮と激突
天皇杯3連覇を狙ったG大阪は横浜FMに惜敗 鹿島は広島に競り勝つ
日本サッカーのシーズンラストを飾る天皇杯は、24日に準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃った。
13時キックオフのゲームでは、日産スタジアムで横浜F・マリノスがガンバ大阪に2-1で勝利。横浜FMは日本代表FW齋藤学が獲得したPKを自ら決めると、その後同点ゴールを許したものの、試合終了間際にMF天野純が鮮やかな左足ミドルを叩き込み決着をつけた。今大会の決勝会場となる吹田スタジアムを本拠地とするG大阪は、天皇杯2連覇中だったが、念願の決勝進出を果たすことができなかった。
カシマスタジアムでは、先日までFIFAクラブワールドカップで激闘を見せ準優勝に輝いた鹿島アントラーズが、サンフレッチェ広島に1-0で勝利した。過密日程でコンディション調整に苦しみ、FW金崎夢生、MF柴崎岳、DF西大伍の主力3人が欠場したが、FW赤崎秀平の決勝ゴールで勝利。広島のPKをストップしたGK曽ヶ端準の好セーブなど、随所に勝負強さも光った。
16時キックオフのゲームでは、今季で風間八宏監督が退任することが発表されている川崎フロンターレが、味の素スタジアムでFC東京に2-1と勝利を収めた。今季で退団するエースFW大久保嘉人が先制ゴールを決めると、MFエウシーニョが追加点。FC東京の反撃を試合終了間際の1点に抑え、風間体制で悲願の初タイトルへ望みをつないだ。
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