S・ラモス、レアルユニ“サイン拒否”の理由を明かす 「真のマドリディスタなら理解する」
S・ラモスのサイン拒否がインターネット上で批判を呼んだ
スペイン1部セビージャ所属の元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは先日、ファンへのサイン対応を巡りインターネット上で厳しい批判の声に晒された。しかしその後、本人が自身の公式X(旧ツイッター)で“真意”について説明。スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」など海外複数メディアが報じ、切実な内容が話題を呼んでいる。
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記事によると、事の始まりは11月16日に遡る。ラモスはこの日、クラブでの練習を終え帰宅しようとしたところ、出待ちのファンに呼び止められる形で差し出されたレプリカユニフォームへサインすることに。サインペンを持つラモスの手元には現所属先のセビージャをはじめ、古巣のレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンと3枚のユニフォームが広げられたが、この時にレアルのユニフォームにだけサインを拒否。ファンにサインを催促されたものの、それでも固く断りその場をあとにした。
しかしインターネット上で今回の出来事が動画として公開されると、ラモスのサイン拒否が“炎上”。Xでは行動の真意を問う投稿がされるなど、関心を集める事態に発展した。
そんななかラモスは11月18日、批判を呼んだ振る舞いについて自身の公式Xで考えを表明。次のように綴り、サインしなかった理由を説明した。
「この瞬間までにだいたい6枚のレアルのユニフォームにサインをしてきた。けれども、中にはそれらをオークションに出品、またはインターネット上で販売する人もいるんだ」
この投稿にすかさずファンが反応。コメント欄には「あなたのクラブに対する愛は知っている」「説明をありがとう、キャプテン」「真のマドリディスタならあなたを理解する」「いつも信頼している」「その調子だ、ボス」といったラモスの考えを支持する声が続々と寄せられている。
また「フットボール・エスパーニャ」は、ファンへのサイン対応に関してはスペイン1部FCバルセロナのDFジョアン・カンセロも同様の批判に晒されたと説明している。選手とファンの間のモラルを巡る問題は今後も議論を呼ぶことになりそうだ。