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元日本代表MF本山雅志氏、“ライバル”小野伸二&小笠原満男に捧げる感謝の言葉 「たくさんのことを教えてくれた」
19日に引退試合、試合後に会見を実施
J1鹿島アントラーズの黄金期を支えた元日本代表MF本山雅志氏の引退試合(モトフェス)が、11月19日に茨城県立カシマサッカースタジアムで行われた。試合後には引退会見も行ったなか、本山氏が小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)と小笠原満男氏について口を開いている。
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“モトフェス”と称されたお祭りは、本山氏のハットトリックで幕を閉じた。試合後、引退会見に臨んだ本山氏は、記者からの「一番のライバルは小野伸二?それとも小笠原満男?」という趣旨の質問に、素直な気持ちで答えている。
「ライバル…難しいですね。怪我との闘いのところがありましたけど、伸ちゃんも満男も僕のことを引き出してくれる。僕が彼らを引き出せたかというと、そうでもないかもしれないけど、引き出してくれて、たくさんのことを教えてくれました」
本山氏は「満男の蹴り方だったりはすごく学びました。今日来てた兄と喋ってて、パスうまくなったよねと言われて。確かにそれは伸ちゃんだったり、満だったりが近くで見せてくれたっていうところだと思います」と、2人の近くでプレーし、学んだ環境に感謝を述べた。
選手としての人生を終えた本山氏は、鹿島のアカデミースカウト担当として育成年代のスカウト活動を中心に、アカデミーの巡回指導の業務にも定期的に携わっていく。本人も会見で「まずは内部のいい選手を育てて基盤を整える。足りないところだったりに、刺激を与えるところにいられればいい」と、改めて抱負も語っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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