中村俊輔氏のJリーグベストプレー GK手前で曲がる“芸術アシスト”に再脚光「吸い込まれる軌道」「転がる俊輔かわいい」

2022年限りで現役を引退した元日本代表の中村俊輔氏【写真:Getty Images】
2022年限りで現役を引退した元日本代表の中村俊輔氏【写真:Getty Images】

中村氏自身が選出したJリーグ時代のベストプレー第3弾

 2022年限りで現役を引退した元日本代表MF中村俊輔氏(現横浜FCトップチームコーチ)の引退試合が、12月17日にニッパツ三ツ沢球技場にて開催される。試合の公式SNSでは、中村氏自身が選出したJリーグ時代のベストプレーを順次公開。第3回では芸術的なピンポイントクロスが選ばれている。

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 45歳の中村氏は昨季限りで選手としてのキャリアに幕を閉じた。これまで横浜F・マリノスやセルティック(スコットランド)など国内外のクラブで活躍。左足キックのセットプレーは芸術の域と評され、特にセルティック時代の2006-07シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で名門マンチェスター・ユナイテッド相手に決めた2本のFKは今も世界で語り継がれている。

 横浜FCのコーチとして新たなサッカー人生を歩む中村氏だが、12月17日に引退試合が予定されている。田中マルクス闘莉王氏や内田篤人氏、今季限りで引退のMF小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)など豪華メンバーが揃う注目の一戦だ。

 試合に先立ち、引退試合の公式X(旧ツイッター)では「『SHUNSUKE SELECT』~Jリーグベストプレー30~」と題し、本人が選んだこれまでの印象的シーンを選出。第3回は2015シーズンのFC東京戦で披露した芸術クロスでのアシストシーンが選ばれた。

 キャプテンマークを巻き横浜FMの10番を背負った中村氏は、左サイドのペナルティーエリア外から得意の左足でクロスを供給。鋭くGKの手前で曲がったピンポイントのボールを、中央にいたFW富樫敬真(サガン鳥栖)が頭で合わせて得点となった。なお、富樫は当時、横浜FMの特別指定選手であり、これがデビュー戦初ゴールとなっている。

 懐かしいゴール映像にファンも「懐かしすぎる」「ケイマンの未来を変えたゴール!」「うっめぇ〜」「GKとDFの間に吸い込まれる軌道」「ピンポイント過ぎる」「GKもDFも無効化」と反応。さらにゴール後には中村氏が転がり喜ぶシーンもあり「俊さんの反応最高」「転がる俊輔かわいい」といったコメントも寄せられていた。

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