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森保ジャパンも要警戒!? 3年消息不明の北朝鮮FW、W杯予選出場で伊注目「忘却の彼方から…」
FWハン・グァンソンがW杯予選シリア戦に10番を着けて出場
日本代表と2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で対戦する北朝鮮代表で、イタリア1部セリエAでのプレー経験を持つFWハン・グァンソンが3年ぶりに国際舞台に姿を見せたことを、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」がレポートしている。
1998年生まれのハンは、北朝鮮のサッカー育成プロジェクトにより10代半ばでイタリアへ渡ると、ユースの練習生として2017年に入団したカリアリでトップ昇格を勝ち取る。そして、17年4月には北朝鮮人選手としてセリエAでの初ゴールも決めた。
その後は名門ユベントスのU-23チームでもプレーしたが、北朝鮮人に渡る報酬が核兵器や軍事関連の資金へ転用されることを防ぐための国連安保理決議2397号によりイタリアでのプレーが不可能に。カタール1部アル・ドゥハイルへ移籍したが、2020年の途中に退団してから約3年間その姿を見た者がいなかった。
しかし、先日のW杯アジア2次予選シリア戦のメンバーに背番号「10」を着けたハンの姿が確認され、「忘却の彼方から再びサッカーの世界に姿を現した」とレポートされている。
まだ25歳のハンはイタリアで認められたポテンシャルの持ち主なのは間違いない。3月にホーム&アウェーでの連戦が待つ森保ジャパンだが、その前に立ちはだかることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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