鎌田大地が移籍交渉の“犠牲”に? ラツィオの19歳ブラジル人FW獲得熱望を海外報道「今すぐ彼と契約したい」
ラ・リーガで首位に立つジローナでプレーする19歳サビーニョに興味
日本代表MF鎌田大地は今季イタリア1部ラツィオに移籍したが、出場時間が限られるなどレギュラー定着に至っていない。そんななか19歳のブラジル人FWの獲得をラツィオが熱望しており、「鎌田大地を犠牲にすることを厭わないだろう」と海外メディアが報じている。
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鎌田は今夏、ドイツ1部フランクフルトを退団後なかなか移籍先が決まらず。8月に入ってからラツィオと契約した。ここまでリーグ戦10試合に出場しているが、9月16日のユベントス戦(1-3)以降、短い時間での途中出場が主となっている。
日本代表では、11月16日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦で鮮烈なミドル弾を決めて5-0の勝利に貢献。しかし前半のみで交代となっており、怪我のためチームを途中離脱することになった。
スペイン紙「Estadio Deportivo」は「サビーニョと鎌田から目が離せない」と、ラツィオが獲得を狙う19歳のブラジル人FWサビーニョと日本人MFの今後の未来について報じている。
サビーニョは、スペイン1部ラ・リーガで今季11勝1分1敗と堂々の成績で首位に立つジローナでプレー。フランス2部トロワACから期限付き移籍で夏にジローナへやってきて、すでに公式戦5ゴール4アシストと立派な成績を残す。
「Estadio Deportivo」では現地イタリアでの情報を踏まえつつ「このブラジル人のパフォーマンスが非常に高いため、今すぐ彼と契約したいというチームの1つがラツィオだ。ラツィオは鎌田大地を犠牲にすることを厭わないだろう」と、鎌田放出の可能性まで指摘した。
記事では「ラツィオはサビーニョと契約することが非常に難しいことを知っているが、彼を見失ってはいない」と、若きブラジル人FWが継続して注目する選手だと説明。「昨夏の移籍市場でスター選手として獲得した鎌田大地を犠牲にしてでもサビーニョを獲得するつもりだ」と伝えた。
鎌田は現状、ラツィオと1シーズンの契約だとされている。自動延長のオプションもあるが、来夏の移籍市場でフリーになる可能性も捨てきれないという。ここまで十分な実力発揮に至っていない鎌田だが、直近の怪我を乗り越え自身の存在価値を示すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)