「理事会では意見が分かれている」 久保建英、レアル復帰説の最新状況に専門メディアが言及
レアルはビルバオのFWニコ・ウィリアムズも獲得候補に浮上
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の来季去就動向がスペインメディアを中心に注目されている。古巣レアル・マドリードへの復帰説も報じられるなか、レアル専門メディア「Defensa Central」によれば、レアル内でも獲得に関して意見が分かれているという。
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ソシエダ在籍2シーズン目の久保は、今季ラ・リーガで12試合に出場して5得点2アシストと突出したパフォーマンスを披露。9月の5試合では4ゴールを叩き出し、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)ら実力者を抑え、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した。
スペインを席巻するパフォーマンスを受け、欧州名門クラブへの移籍話が浮上。イングランド1部の名門マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールのほか、スペインでは昨季まで保有権を保持していた古巣レアルからの関心がたびたび報じられている。
レアル専門メディア「Defensa Central」は、スペイン紙「AS」がレアルにアスレティック・ビルバオの21歳スペイン代表FWニコ・ウィリアムズ獲得の噂が浮上していると伝えたことに触れつつ、「レアル・マドリードはニコ・ウィリアムズと契約する前に、2024年夏にタケ・クボと契約することを真剣に検討しているという。タケ・クボの解約解除条項が6000万ユーロ(約97億3000万円)の場合、彼らは事実上3000万ユーロ(約48億7000万円)で契約できるのだ」と、久保にフォーカスしている。
「ニコ・ウィリアムズ、タケ・クボ、2人ともファンタスティックで、将来が楽しみな選手だが、今シーズンはレアル・ソシエダの日本人選手がラ・リーガで大活躍している。多用性があり、まだ22歳。成長の余地があることを示している。レアル・マドリードの理事会ではタケ・クボの獲得について意見が分かれているが、攻撃陣の状況はこの日本人の加入が必要であることを意味している。しかし、すべては移籍市場のほかの動き次第だ」
シーズン開幕から久保の活躍は続いており、移籍の噂はシーズンを通して飛び交いそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)