韓国代表FWソン・フンミン、中国のラフプレーを警戒も強気姿勢 現地報道「それも戦術の1つ」

シンガポール戦に出場したソン・フンミン【写真:ロイター】
シンガポール戦に出場したソン・フンミン【写真:ロイター】

シンガポール戦で5-0、21日の中国戦へ好発進

 韓国代表は11月16日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦でシンガポールを5-0で下し白星発進した。この試合でゴールも決めたFWソン・フンミンが、21日の中国戦に向けて警戒を強めている。

 チョ・ギュソン、ファン・ヒチャン、ソン・フンミン、ファン・ウィジョ、そしてイ・ガンインのミドル弾で5-0の試合を締めくくった韓国。一方で、相手側の厳しいチェックをソン・フンミンが受けるシーンもあった。

 4-0の状況のなか、ボールを受けたソン・フンミンに対しうしろから遅れてシンガポール選手がチャージ。ソン・フンミンの右足に相手の足が接触する危険なファウルとなり、試合後のユルゲン・クリンスマン監督も怒りを露わにしたという。

 韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は「ゾッとする場面」とファウルシーンに言及。「ソン・フンミンはシンガポール選手の強烈なチェックやファウルで後半終了間際に倒れる。彼の足の具合が心配されている」と報じた。

 そうしたなかで、同メディアはソン・フンミンの試合後の言葉も紹介。「選手はいつも怪我をするリスクを抱えている。代表に呼ばれてプレーするのが私にとっての夢で、これはワールドカップの舞台に行くための過程だ。痛いからといって諦められない。プレーできる限り最善を尽くす」と気にしない様子だったという。

 また21日に控える中国との対戦については「ハードな試合をする時、私たちも紙一重のプレーをすることもある。アジアカップで会うチームも同じ気持ちだと思う。我々を動揺させようとするだろう。それも戦術の1つだからね。ただ、それに巻き込まれてプレーしなければいい。自分たちの良さを出せばいいだけだから、心配はしていない」とあくまで強気な姿勢を崩していないようだ。

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