冨安の温存策に「ブラジルは日本から学ぶべきかも」 アーセナル専門メディアが皮肉「日本による配慮」
日本はミャンマーに5-0の快勝 冨安はベンチ外
日本代表は11月16日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦でミャンマー代表と対戦し、5-0の圧勝を収めた。多くの主力勢がベンチで試合を見届けていたなか、DF冨安健洋はベンチ外となったが、アーセナル専門メディアは日本の冨安に対する配慮に「ブラジルは日本から学ぶべきかもしれない」と皮肉な言葉を送っている。
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ミャンマー戦は2026年のW杯に向けた重要な初戦ながら、MF三笘薫は負傷により途中離脱となり、MF久保建英やMF伊東純也、MF遠藤航らは合流直後のコンディションを考慮され、ベンチには入ったものの、この試合では起用を見送られた。一方、冨安に関してはベンチ外に。試合自体はFW上田綺世が代表初となるハットトリックを達成し、MF鎌田大地とMF堂安律もゴールネットを揺らして、5-0の圧勝劇となった。
そんななか、アーセナル専門メディア「AESENAL CORE」は、所属する冨安への対応に注目。「トミヤスはアーセナルに定着している。今季はますますミケル・アルテタのカラーに染まっている。左サイドバックでも右サイドバックでも、彼が出場する場所ではどこでも模範的なパフォーマンスを示している」と、アーセナルでの働きぶりを称えつつ、ミャンマー戦ではピッチに立つことなくベンチ外となっていたことを伝えている。
記事では、全体練習には参加していなかったものの、一部練習には取り組んでいたと説明しており、「現時点では心配する必要はなさそうだ。彼が過度にプレーしないための日本による配慮であり、何かしらのトレーニングには関与できる体制を整えている。ブラジルは日本から学ぶべきかもしれない」と皮肉な言葉を送っていた。
DFガブリエウ・マガリャンイスやFWガブリエウ・ジェズスといったアーセナル所属のブラジル代表選手が、インターナショナル期間中に負傷して帰ってくるケースが多いことから、選手ファーストでコンディションを配慮する日本のスタンスを歓迎している様子だった。