上田2発、鎌田ミドル弾で日本リード! W杯アジア予選初戦、前半3-0でハーフタイムへ

日本が3-0で前半をリード【写真:徳原隆元】
日本が3-0で前半をリード【写真:徳原隆元】

2026年北中米共催ワールドカップのアジア予選がスタート

 日本代表は11月16日に2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選初戦のミャンマー戦に臨み、FW上田綺世が先制点を挙げるなど3-0で前半を終えた。

 4年に一度のW杯、次回は26年に米国、カナダ、メキシコで共催されて出場国が48に増える。アジア予選の突破枠もそれに伴って本大会進出8チームと大陸間プレーオフ進出1チームに増加するが、日本はこの2次予選から登場。B組でミャンマー、シリア、北朝鮮と原則的にホーム&アウェーのリーグ戦を行い、上位2チームが3次予選へ進む。

 MF三笘薫らの負傷離脱者もいるチームだが、森保一監督は最前線にFW上田綺世を起用。中盤は主将のMF遠藤航をベンチスタートにして、MF鎌田大地とMF田中碧といった攻撃的な能力の高い選手をボランチ起用。2列目ではMF伊東純也とMF久保建英をサブからのスタートにして、MF堂安律、MF南野拓実、MF相馬勇紀といった面々を並べた。キャプテンマークはDF中山雄太が巻いた。

 この組では日本の力が明らかに抜けていると目されるなか、2位争いでは得失点差も重要になり得ることからミャンマーが7人の守備ラインを引いて完全撤退。日本がハーフコートゲーム状態になりながら相手の人数が多い展開の前半11分、南野が背後にふわりと浮かせたパスを入れると上田が走り込み、ヘディングで押し込んで先制。攻めあぐねる展開が危惧されたなか、上田が期待に応えてW杯に向けた第一歩を踏み出した。

 その後も赤いユニフォームが壁のように待ち構える相手に圧倒的にボールを保持した日本だが、シュートまでいけない時間が少し長くなった。それでも前半28分、細かいパスを何本もつないだ後にゴール正面で鎌田が受けると左足ミドルをゴール右に突き刺した。さらに前半終了直前に堂安のパスを受けた上田が角度のない位置からシュートを決め、3-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

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