アーセナル、ホワイトの代役は「冨安ではない」 英メディアが見解「完璧な解決策がある」
右SBで期待される18歳ウォルターズの名前が挙がる
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は今季、チームの最終ラインでさまざまなポジションをこなしている。そんななか、英メディア「フットボール・ロンドン」では「アーセナルはベン・ホワイト負傷の代役をすでに所持しているが、それは冨安健洋ではない」と見解を示している。
現地時間11月11日に行われたプレミアリーグ第12節バーンリー戦(3-1)では、右サイドバック(SB)のイングランド代表DFベン・ホワイトが欠場。代わりに冨安が同ポジションでフル出場した。
試合後の会見で、ミケル・アルテタ監督は「練習で彼は万全ではなかった。私たちはこの数週間何か問題が起きていることに気付き、今日は彼を守ろうとしたんだ」と出場しなかったイングランド代表DFについて説明している。
そんななか、「フットボール・ロンドン」は「右サイドでオーバーラップし、中央で深い位置に下がるホワイトの能力は、ミケル・アルテタのシステムにとって完璧なフルバック(SB)だ」とホワイトを評価。そのうえで「負傷は深刻なものではなさそうだが、もし彼が次の試合に出場できないのであれば、アルテタにはロイエル・ウォルターズという完璧な内的解決策がある」と、18歳でユースチームに所属するDFロイエル・ウォルターズの名前を挙げた。
同時に記事では「もちろん、バーンリー戦のように冨安健洋を右SBに起用することも可能だが、日本代表DFは間違いなく左SBの方が安定感がある」と、冨安の起用法にも言及している。
ウォルターズはバーンリー戦でもベンチ入りし、指揮官の期待の高さも垣間見えた。同メディアも「センターバックとしてもフルバックとしても十二分に能力を発揮する」と太鼓判を押していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1