堂安律が長距離移動&過密日程に持論を展開「サッカーキャリアこんなに短いのに」 日本代表には「来たい」
10月シリーズはコンディション不良だった堂安が復帰
日本代表MF堂安律は11月15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の初戦となるミャンマー戦に向けて取材に対応した。10月シリーズは親知らずの痛みのため、コンディションが整わずに選外だった。復帰となった堂安は、UEFAヨーロッパリーグ(EL)を戦いながらの過密日程。森保ジャパンでは負傷者も続出しているが、堂安自身は代表に「来たい」と話し、その理由も明かした。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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堂安が大阪の地に戻ってきた。10月シリーズでは親知らずの痛みでコンディション不良のためチームに合流できず。招集は見送りとなったなか、所属クラブでも徐々に調子を上げてきた。所属のドイツ1部フライブルクはELを戦っており、堂安自身も過密日程での今シリーズ。ミャンマーや21日に対戦するシリアなど、格下と言える相手との戦いには「ベストメンバーでなくても良いのではないか」という意見もある。実際、森保ジャパンはメンバー発表時から前田大然、川辺駿、伊藤敦樹、古橋亨梧、この日負傷での離脱が発表された三笘薫の5人が不参加となった。そのなかで、堂安は「僕の一意見」と前置きをしつつも、自身の考えを述べた。
「僕は(代表に)来たいです。僕の一意見としては、全部の大会に出場したいと常に言っている。例えばですけど、パリ五輪のオーバーエイジであっても、全部出たいと言っている。サッカーキャリアこんなに短いのに1試合逃すというのはもったいないという感覚はありますけどね。移動時間より、1試合で4万、5万人が入ったなかプレーできることはなかなかない」
10月シリーズの際に強行日程は「正直、きつい」と話して、話題になったMF久保建英も「前回は聞かれたから答えただけで、特にそんなにしんどいと思っていないですし、サッカー好きでやっている。特に問題はないですね。みんなが練習している期間に試合できてラッキーぐらいの気持ちで来ているので、楽しみですね」と話した。
日の丸を背負う選手の覚悟は決まっている。森保ジャパンに対する気持ち、W杯に対する思いはピッチで見せてくれるはずだ。