冨安健洋VSジンチェンコ、ポジション争いは「ポジティブ」 ライバルDFがアーセナルの“現状”を告白
ジンチェンコがインタビューで冨安との争いを歓迎
日本代表DF冨安健洋は11月13日に北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けた合宿に合流。16日のミャンマー戦、21日のシリア戦に向けたトレーニングをスタートさせた。直近のイングランド1部アーセナルが臨んだ11日のプレミアリーグ第12節バーンリー戦では右サイドバック(SB)としてフル出場。左SBとしても起用されることがある冨安だが、ライバルのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコがインタビュー内で競争について語っている。
最終ラインを幅広くこなしている冨安だが、現在のところは右サイドバック(SB)ではイングランド代表DFベン・ホワイト、左SBはジンチェンコがレギュラーとして君臨。ただ、冨安も出場時間を伸ばしており、直近では公式戦3試合連続でスタメンに名を連ねた。
そのなかでジンチェンコは冨安とのレギュラー争いが「いいニュース」だとして英メディア「イブニング・スタンダード」のインタビューに応えている。同メディアでは「ジンチェンコはアーセナルの左SBの座を巡って冨安健洋と争うことはガナーズにとっての『ポジティブ』だと信じている。なぜならそれはチームの厚さを示しているからだ」と伝えられ、「我々は素晴らしいチームで、どのポジションでもいい競争ができている。これは間違いなくポジティブな兆候だと思う」というジンチェンコの言葉を報道。
「我々は正しい道を進んでいる。チームとして、コーチングスタッフとしても懸命に取り組んでいる。毎日全力を尽くしてファンのエネルギーが明るい未来をもたらすし、後押しを与えてくれる」
評価を高めている冨安の存在はジンチェンコにとってもプラスとなり、その切磋琢磨がアーセナルのベースを引き上げているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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