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タイ投資家がミラン買収を検討? ミランは1323億円を要求か
現地メディアが報じる
タイの投資家が日本代表FW本田圭佑の所属するACミランの買収を検討し、シルビオ・ベルルスコーニ会長と交渉を持っていると衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。
オーストラリアとタイで不動産事業を展開する「カントリー・グループ」のビー・タエコウボル氏は元イタリア代表主将のファビオ・カンナバーロ氏とのインタビューでこう明かしている。
「私はミランを買収したい。だが、彼らは9億ユーロ(約1323億円)を要求しているんだ。それは私の試算とは合致していないけれど……」
そう語るタイの富豪は「この連戦が終わったら、私はこの問題に集中する。個人的にはイタリアサッカーに投資したいと考えているんだ」とも語っている。
イタリアのクラブの多くが経営難に直面しており、同じミラノを本拠地とするインテルは昨年、インドネシア人実業家エリック・トヒル会長が買収。ミランも今季開幕前には香港やシンガポールの実業家への売却を検討していたと、地元メディアが報じていた。欧州サッカー界で長らくトップクラブとして君臨してきたミランもアジア資本となる日が来るのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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