「規律に優れ、戦術的に正確」 FIFA公式サイトがレアル追い詰めた鹿島・石井監督の手腕称賛
2ゴールの柴崎、ベテランGK曽ヶ端も高く評価
鹿島アントラーズはFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝レアル・マドリード戦でMF柴崎岳の2ゴールにより一時リードするなど、その奮闘ぶりで世界に衝撃を与えた。FIFA公式サイトではクラブ世界一決定戦を振り返り、レアルのジネディーヌ・ジダン監督の鹿島に対する最大の賛辞を掲載している。
「レアル・マドリードは2016年日本で頂点に立つ」という特集では、レアルがクラブW杯優勝でUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップに続き、今年3度目のタイトルを手にしたことをレポート。そして延長の死闘を戦い抜き、4-2と勝利後のジダン監督の言葉を改めて紹介した。
「鹿島は我々を驚かせた。彼らにはスペインで容易にプレーできる選手がいる」
前半はクリスティアーノ・ロナウドの調子が今一つで大ブレーキだった一方、柴崎にまさかの2ゴールを浴びて白い巨人は追い込まれた。また、DFセルヒオ・ラモスが後半45分にFW金崎夢生を倒すファウルを犯し、ジャニー・シカジ主審が2枚目のイエローカードを出す寸前に何故かストップする疑惑の行動に、レアルは助けられた。これにジダン監督は「重要なことは我々が乗り切り、チャンピオンになったことだ」と触れている。
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