3年間で獲得タイトル“ゼロ”のミラン10番

　バッカ、本田、FWルイス・アドリアーノには冬の移籍市場での去就問題が発生している。バッカには古巣セビージャや、恩師ウナイ・エメリ監督が率いるパリ・サンジェルマンが移籍先候補として挙がり、アドリアーノはロシアのクラブなど具体的な移籍話が浮上している。一方で、本田は放出が現実的とされながら、具体的なクラブ名などを伴う現地報道はなく、アピールのためにも出場機会を得たいところだ。

　2014年1月に加入して以来、ミランの「10番」としての生活は3年が経過する本田だが、今のところタイトルを獲得できていない。今季終了後に契約が切れることもあり、タイトル獲得のチャンスは残り少なくなってきている。そうしたなかで迎えるこのスーパーカップでベンチスタートが濃厚な本田は、途中出場からミランのタイトル獲得に貢献できるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images