リバプールはブレントフォードに3-0の快勝　遠藤はフル出場を果たす

　イングランド1部リバプールは現地時間11月12日、プレミアリーグ第12節でブレントフォードと対戦し、3-0で勝利を収めた。日本代表MF遠藤航は先発フル出場したなか、英紙は遠藤に及第点の7点を与えている。スライディングタックルの場面では退場の可能性もあったが、「日本人で唯一マイナスだったのは、それだけだった」と指摘した。

【PR】学生向けのお得プランが新登場！ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に

　今季アンカーで主力を務めているMFアレクシス・マック・アリスターが累積警告による欠場のため、この試合では遠藤が先発に抜擢。試合はFWダルウィン・ヌニェスが立て続けにゴールネットを揺らすも、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）によっていずれも取り消されることに。それでも前半39分、華麗な連係から最後はFWモハメド・サラーが先制点を奪うと、後半17分に再びサラーがヘディングで追加点。同29分にはFWディオゴ・ジョッタがミドルシュートを叩き込んで、3-0の快勝を収めた。

　先発フル出場した遠藤は、守備面でクリーンシートに貢献した一方、後半にはコントロールミスでボールを失った際のスライディングタックルで相手選手の膝を蹴ってしまった場面があり、VARの対象となったが、間一髪で退場を免れていた。英紙「リバプール・エコー」はブレントフォード戦に出場した選手を10点満点で採点し、遠藤には及第点となる7点を与え、「ブレントフォードが深い位置で構えるなか、シンプルに徹し、ボールに多く関与した。相手の明確な脅威を考えれば、空中戦の能力は非常に有効的だった」と評価している。

　また、英紙「スタンダード」も同様に7点を与えており、「VARにより退場となる可能性もあったが、それ以外では堅実だった。日本人で唯一マイナスだったのは、それだけだった」と指摘している。次節はマンチェスター・シティとの大一番が控えているリバプールだが、遠藤に出番が回ってくるのか注目だ。