「涙腺崩壊」 J1昇格・磐田監督、もらい泣き誘う“沈黙の13秒”が話題「号泣です」

磐田を率いる横内昭展監督【写真:徳原隆元】
磐田を率いる横内昭展監督【写真:徳原隆元】

最終節で自動昇格圏の2位へ浮上、1年でのJ1復帰が決定

 J2リーグ最終節が11月12日に各地で行われ、自動昇格圏1枠(2位)を巡る争いは、ジュビロ磐田が3位から逆転で制し、1年でのJ1復帰を決めた。試合後のフラッシュインタビューで、横内昭展監督が思わず感極まる場面も。“沈黙の13秒間”にファンからは「こんなん泣く」「涙腺崩壊」などと感動の声が広がっている。

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 3位(勝ち点72)で最終節を迎えた磐田は、アウェーで栃木SCと対戦。仮にこの試合で勝利しても、勝ち点73の2位清水エスパルスの動向次第ではプレーオフへ回る形になったなか、前半24分に先手を許す苦しい展開に。それでも同41分にMFドゥドゥが同点弾、後半16分にはMF松本昌也が逆転弾を決め、2-1で勝利した。

 他会場では清水が水戸と1-1で引き分けたため、磐田が2位へ浮上。最終節で自動昇格圏を掴む劇的な展開で、歓喜の瞬間を迎えた。磐田にとってはFIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分が下る苦境でのシーズン。保有戦力でチーム一丸となった末の結果に、指揮官も思わず胸がいっぱいになった。

 試合後のフラッシュインタビューで「限られたメンバーでのスタートとなった。簡単ではなかったと思いますが?」と問われると、横内監督は「選手自身も覚悟を持ってクラブに残って、このチームで戦うんだという選手が本当に、今日も残って練習をやってくれている選手がいるので……」と言うと、熱い思いがこみ上げた。

 指揮官は「すいません……」とマイクから顔を背け、沈黙がおよそ13秒間続いた。苦難の道のりをともに歩んできた選手たちに思いを寄せた瞬間の出来事に、SNS上は感動の声が続々。「こんなん泣く」「もらい泣き」「涙腺崩壊」「不覚にも泣いてしまった」「号泣です」といった反応が並んでいた。

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