伊東純也は「隠れワールドクラス」 名手ドンナルンマを脅かした壁下FK&高精度セットプレーに脚光「別格だった」
PSG相手に高いパフォーマンスを発揮
フランス1部スタッド・ランスは現地時間11月11日、リーグ・アン第12節でパリ・サンジェルマン(PSG)とホームで対戦し0-3で敗れた。この試合でフル出場した日本代表MF伊東純也はオフサイドで取り消された“幻のゴール”など、絶対王者相手にチームを牽引。また敗戦のなかで、キック精度にも驚きの声があがっている。
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試合は結果的にPSGのエース、フランス代表FWキリアン・ムバッペにハットトリックを達成されて敗戦したランス。ただ内容ではホームチームも決して負けてはいなかった。右ウイングで先発したランスの背番号“7”伊東が随所で高速ドリブルを見せれば、後半7分にはクロスに中で合わせネットを揺らす。しかしこれは、クロスを上げた味方のオフサイドの判定となり得点は認められなかった。
伊東はそのほか、フリーキック(FK)やコーナーキック(CK)でも見せ場を作る。相手ペナルティーエリア外、やや左の位置でのFKシーンでは意表を突く壁下へのキックで惜しいシュートを放った。CKでも再三PSGゴールを脅かす精度の高いボールを送ったが、いずれも守護神ジャンルイジ・ドンナルンマが間一髪で防いでいる。
そんな伊東について、試合後にクラブ公式は「モハメド・ダラミがボックス内に侵入し、完璧なバックパスを伊東純也へ。伊東がゴールを決めたが、このゴールはオフサイドの判定で認められなかった」と“幻の得点”シーンに言及。またセットプレーの場面にも「伊東純也のFKがドンナルンマをCKへ追い込む」と、惜しいチャンスをもたらした日本のアタッカーのプレーについて触れた。
SNS上でも伊東の“プレースキッカー”としての才能に「隠れワールドクラス」「クロス上手すぎ」「別格だった」「プレースキックまでできるの凄過ぎんか?」「孤軍奮闘」「キレキレですごい」「プレースキックも精度高い」といった絶賛の声があがっている。日本代表としても右サイドで不動の存在である伊東が、いかにランスにとって需要な戦力であるかも示された試合だった。