磐田がJ1昇格決定! 白熱のJ2最終節は劇的な幕切れ…昇格プレーオフは東京V、清水、山形、千葉
J2最終節はドラマが待ち受けていた
J2は11月12日に最終節が行われた。FC町田ゼルビアの優勝とJ1初昇格はすでに決定。自動昇格圏の2位と最後の昇格プレーオフ圏内となる6位の順位が決まっていないなかでの同時キックオフとなった。
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自動昇格圏争いをしているのは2位清水エスパルス、3位ジュビロ磐田、4位東京ヴェルディ。3チームに可能性があるなかで、まず磐田の対戦相手、栃木SCが先制。だが、前半41分に磐田がFWドゥドゥのゴールで追いついた。前半は清水、磐田、東京Vともにリードを奪うことなく折り返した。
一方、プレーオフ圏内争いは6位ヴァンフォーレ甲府と7位モンテディオ山形が直接対決。可能性の残るV・ファーレン長崎は5位ジェフユナイテッド千葉との対戦となった。
千葉は前半12分にMF見木友哉が先制点を挙げるも、長崎も同21分にMF澤田崇のゴールで同点に。山形と甲府は0-0のまま前半を折り返した。
後半は一気に試合が動いた。清水は後半17分に水戸ホーリーホックFW安藤瑞季に先制を許して1点リードされる形に。さらに後半16分に磐田がMF松本昌也のゴールで勝ち越しに成功。そして後半18分に東京Vも大宮アルディージャ相手に先制した。
ほとんど同じ時間帯にゲームが動き、この時点で磐田が2位に浮上、東京Vが3位、試合前は2位だった清水が4位に転落した。
一方、山形対甲府では後半18分にFWクリスティアーノがPKで先制。千葉と長崎も後半21分に長崎がFWファンマのPKで勝ち越して、この時点で甲府が5位に浮上、千葉が6位と順位が変動した。
そして後半36分、清水が待望のゴールを奪う。FWチアゴ・サンタナの強烈な一撃が決まった。さらに、山形も同点に追い付いたことでプレーオフ圏内の順位が再び変わり、5位に千葉、6位に長崎が入った。
さらに終盤山形が甲府に対して勝ち越しに成功。後半アディショナルタイムに逆転した。山形が終盤5連勝で逆転のプレーオフ進出を決めた。
一方、自動昇格圏内の2位争いは最終的に磐田、東京Vが勝利、清水が引き分けたため、磐田が来季の昇格が決定。最終節での大逆転だった。
昇格プレーオフ圏内は3位東京V、4位清水、5位山形、6位千葉となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)