注目のJ1残留争いが大混戦! 勝ち点2差に柏&湘南&横浜FCの3チームがひしめく
32節は湘南と横浜FCが勝利、柏が引き分けた
J1は今週末に第32節を迎え、11月11日の試合を終えて残留争いは最下位から勝ち点2差に3チームがひしめく大混戦になった。
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残留争いは来季から2チーム増加のため、今季の降格は1チームのみ。試合前の勝ち点状況と合わせ、最下位の横浜FC(勝ち点26)はアウェーでサガン鳥栖と、17位の湘南ベルマーレ(勝ち点28)はホームで名古屋グランパスと、16位の柏レイソル(勝ち点30)はアウェーで鹿島アントラーズとそれぞれ戦う今節になった。そして、湘南と名古屋の試合が午後2時、残り2試合が午後3時のキックオフだった。
そして、湘南は2チームに大きなプレッシャーをかける前半を戦った。前半15分にFW大橋祐紀が先制点を奪うと、同23分にもカウンターから大橋が決めた。ハーフタイムの時点で2-0のリードを奪い、勝利の可能性を強く感じさせる中で残り2試合がキックオフとなった。
その中で横浜FCも熱のこもった試合を見せる。前半10分にDFユーリ・ララのヘディングシュートで先制すると、1度は追いつかれるも前半アディショナルタイムにPKを獲得。これをMFカプリーニが蹴り込んで2-1とリードを奪う。また、柏は鹿島とのアウェーゲームを0-0でハーフタイムまで持ち込んだ。
その間に湘南は1点を返されたものの2-1で勝利。勝ち点31に伸ばして残り2試合の結果を待った。
後半の横浜FCは鳥栖に押し込まれる時間帯もあったが、カウンターを機能させて3-1とリードを広げて貴重な勝利を奪い、勝ち点を29に伸ばした。柏は後半32分にFW細谷真大がカウンターから先制点を奪うも、PKを与えてしまい鹿島MFディエゴ・ピトゥカの同点ゴールを許した。この結果、柏と湘南が勝ち点31で並び、得失点差で柏が16位、湘南が17位に。横浜FCの最下位は変わらないものの勝ち点29として、この3チームが勝ち点2差にひしめいた。
この日にアビスパ福岡に敗れた14位ガンバ大阪(勝ち点34)と、明日に試合を迎える15位京都サンガF.C.(勝ち点33)も数字上は残留が決まっていないが、次節には横浜FCと湘南が直接対決を迎え、柏は鳥栖と対戦。インターナショナル・マッチデーを挟んで約2週間のインターバルを置いて11月25日に開催される第33節だが、残り2試合でどのような結末を迎えるのかが注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)