ソシエダが「2部からCLのリーダーへ」 久保の発言に現地メディア反応「ファンはビッグチームの魔法のような夜に…」
ベンフィカを3-1で破りCL決勝トーナメント進出
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間11月8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でポルトガル1部ベンフィカを3-1で破り決勝トーナメント進出を決めた。この躍進に現地メディアも「2部からチャンピオンズリーグのリーダーへ」と反応している。
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3戦無敗で迎えたCL第4戦では、日本代表MF久保建英も右サイドで先発出場。果敢に仕掛ける姿勢を見せ、ドリブルやパスを駆使し2ゴールの起点となるなど高いパフォーマンスを披露する。チームはMFミケル・メリーノの2得点、FWアンデル・バレネチェアのゴールで差を付けて3-1で勝利した。
残り2戦を残し、グループDでソシエダはインテル(イタリア)などを抑え現在首位。突破を確実とし、2003-04 シーズン以来のCL決勝トーナメント進出となった。この快挙にスペインメディア「エル・デスマルケ」は「レアル・ソシエダ、歴史に名を刻む。16年の間に歴史は大きく変わった」と報道。過去に2部降格も経験したチームの歴史をなぞっている。
「2007年にレアル・ソシエダは2部リーグに降格。メスタージャで引き分けに持ち込まれた悲劇的な一夜は、それを目撃したチュリ・ウルディン(ソシエダサポーター)たち全員の記憶に残っているだろう」
そのうえで「2部からチャンピオンズリーグのリーダーへ」と綴り、過去3シーズン2部を戦ったチームの躍進を、改めて噛み締め「この快進撃は、まだアノエタでの黒い夜を覚えているファンによって謳歌されている」と伝えた。また記事では、ベンフィカ戦勝利後の久保のコメントも引用して紹介している。
「レアル・ソシエダのファンは、このような勝利に慣れなければならないと思う。チームとしてのラ・レアル(ソシエダ)は、すでにベンフィカのレベルに達していると思う」
同メディアは「ソシエダのファンはビッグチームの魔法のような夜に慣れなければならない」と久保の発言に同調。これまで支えてきたファンとともに、CLでさらなる高みを目指す意気込みを伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)