日本代表、森保監督の“フルメンバー26人招集”に韓国注目 「我々のように総力戦の構え」

森保ジャパンの招集メンバーに韓国言及【写真:徳原隆元】
森保ジャパンの招集メンバーに韓国言及【写真:徳原隆元】

登録枠23人に対し、3人多くメンバーを招集

 日本代表を率いる森保一監督は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦(11月16日)、シリア戦(21日)に向けて登録枠23人よりも多いメンバー26人を選んだ。この編成に対して、韓国メディアは「韓国のように総力戦の構えを取った日本」と伝えている。

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 11月から始まるW杯予選に向けたメンバーでは、守備の要の1人であるDF板倉滉(ボルシアMG)や先月のカナダ戦で負傷したMF中村敬斗(スタッド・ランス)、MF旗手怜央(セルティック)が負傷で選外。一方、10月シリーズで不在だったMF堂安律(フライブルク)、MF鎌田大地(ラツィオ)そしてMF相馬勇紀(カーザ・ピア)が復帰となった。

 試合の登録メンバーは23人となるが、森保一監督は「2戦の戦いにおいて不測の事態が起きた時に26人の選手で乗り切っていこうということで登録は23人ですけど、プラス3人招集した」と意図を説明。フルメンバー招集の背景に関しては「ただ経験してもらうだけの場とは考えておりません」と、チームとしての成長を見据えての選択だと説いた。

 韓国のサッカー専門誌「ベストイレブン」は「韓国のように総力戦の構えを取った日本」と見出しを打ち、ユルゲン・クリンスマン監督率いる自国代表との比較をしている。

「ユルゲン・クリンスマン監督も森保監督と同様にフルメンバーを招集した。韓国は16日にシンガポール、21日に中国と対戦するが、この2試合のためにソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインらヨーロッパで活躍している選手をこぞって呼んだ。ライオンはうさぎを捕まえる時も最善を尽くすという格言を思い出す準備体制だ」

 日本、韓国ともにW杯アジア2次予選に向けて油断は一切ない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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