森保ジャパンは「世界ベスト15国に入る」 ドイツ人監督が“驚異的な飛躍”と脱帽「信じられない」
広島スキッベ監督、母国メディア上で日本サッカーを高評価
J1サンフレッチェ広島のドイツ人指揮官ミヒャエル・スキッベ監督が母国の移籍専門サイト「トランスファーマルクト」のインタビューに応じ、日本サッカー言及。ワールドカップ(W杯)優勝国のドイツを2度破るなど、目覚ましい成績を残している森保ジャパンの躍進ぶりに脱帽している。
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スキッベ監督は母国の名門ボルシア・ドルトムントやレバークーゼン、トルコのガラタサライなど、欧州各国クラブを率いた経歴を持ち、昨年に広島の指揮官に就任。1年目でリーグ戦3位の好成績をもたらすと、今季もここまで15勝6分10敗の成績で4位に導いている。
「トランスファーマルクト」のインタビューでは、森保一監督率いる日本代表の躍進ぶりに言及した。昨年のカタールW杯でドイツ、スペインを破り世界的な注目を浴びた日本は、9月の欧州遠征でもドイツを4-1で撃破。6月以降の国際Aマッチで6連勝を飾りこの間、24得点5失点と攻守の安定ぶりも特筆に値する。
スキッベ監督は「近年、日本は信じられないほど成長した。彼らがワールドクラスのチームだとはまだ言いたくないが、世界最高のチームに向けて途上にある。彼らは確かに世界ベスト15国に入る。もちろん、これは近年の日本サッカーの質の驚異的な飛躍である。森保監督は素晴らしい仕事をしている」と脱帽の声を上げた。
「日本のチームは非常に高い走力を持ち、非常にアグレッシブなディフェンスをする。ドイツチームも同じことができれば、再び前進できるだろう。バックラインで防御するのではなく、あらゆる場所で相手にプレッシャーをかける。それが日本代表の怖さだ。早い段階でボールを奪いたいというこの情熱は、ドイツ代表チームにも役立つだろう」
スキッベ監督の母国ドイツは、9月の日本戦敗戦を受け、ハンジ・フリック前監督を解任。ユリアン・ナーゲルスマン新体制で再建を図るチームにアドバイスを送るとともに、日本の環境については「素晴らしい国、素晴らしい国民、美しいスタジアム、良いサッカー、モチベーションの高い才能ある選手たち。本当に素晴らしい。唯一の欠点は、家から遠く離れていることです」と、概ね満足している様子を窺わせていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)