ELグループ4戦目でアヤックスと対戦

　イングランド1部ブライトンは、現地時間11月9日にUEFAヨーロッパリーグ（EL）第4節でオランダ1部アヤックスと対戦する。試合を控え、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、前回対戦で2-0と勝利したオランダの名門を警戒した。英メディア「The Argus」が報じている。

　不振のアヤックスは、今シーズンからチームを率いていたモーリス・スタイン監督を10月23日に解任。昨季はスパルタ・ロッテルダムを6位まで躍進させたスタイン監督だったが、今季は序盤から低迷してリーグ戦では降格圏の17位まで転落していた。監督解任直後に対戦したブライトンは2-0で勝利し、EL初勝利を収めていた。

　この試合後、アヤックスはヨン・ファント・シップ監督を招聘。元オランダ代表MFが率いることになったチームは、直近の公式戦で2連勝を挙げており、復調の兆しを見せている。

　ファント・シップ監督はブライトンが前回の対戦時よりも、守備面で試されることになるだろうと予想したが、ロベルト・デ・ゼルビ監督も「前回と全く違う試合になるだろう。彼らは監督が代わったからね。彼らの日曜日の試合（ヘーレンフェーン戦／4-1）を見たが、とても良い試合をしていた。とても重要な試合に勝利して、4つのゴールを挙げてきた」と警戒した。それでも「だが、私たちにとっては何も変わらない。この試合に勝たなければいけないだけだ。素晴らしい試合をするためにここに来た。次のステージに進むためには、勝ち点3が必要だ」と、続けている。

　非公開の練習では、エクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンも合流しており、試合の出場も予想されている。左サイドで好連係を見せてきた三笘にとっても、彼が復帰することになれば追い風になりそうだ。