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中田英寿は「アジアの価値を高めた真のアイコン」 先駆者としての功績をAFCが再評価
AFC公式サイトが97、98年のアジア年間最優秀選手賞を受賞した中田を紹介
先日、今年のアジア国際最優秀選手賞にレスター・シティの日本代表FW岡崎慎司が選出されたが、アジアサッカー連盟(AFC)は公式サイトで過去の年間表彰選手を振り返り、1997年と98年にアジア年間最優秀選手賞を受賞した元日本代表MF中田英寿を、「現在に至るまでアジアサッカーの価値を高めた真のアイコン」として、改めてその先駆者ぶりを特集している。
中田は95年にベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロデビューすると、98年フランス・ワールドカップに初出場した日本代表の一員としてプレー。その後の夏の移籍市場でイタリアのペルージャに渡った。
「相対的にあまりにも無名なチームからやってきた彼は、ほとんど独力で気候、異なる文化、根本的に異なるサッカーのなかでチーム内での信頼を勝ち取った」と評されたように、移籍後の初シーズンでは開幕戦で強豪ユベントスと激突し2ゴールという衝撃的なデビューを飾った。
渡欧1年目で年間10得点(うちPK4得点)を挙げ、イタリアの有力スポーツ誌「グエリン・スポルティーボ」が選出するセリエA初年度の外国人選手を対象にした「サプライズ賞」に選ばれた。