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F・トーレスに古巣リバプール復帰の可能性が浮上 英紙が報じる
ミラン&チェルシーで居場所を失いつつあるトーレス
今季からレンタル移籍でACミランに加入している元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、古巣リバプールに復帰する可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。
チェルシーから2年間の期限付き契約でイタリアに活躍の場を移したトーレスだが、リーグ戦10試合でわずか1得点と振るわず、ミランは元スペイン代表FWの返却を要望しているという。
しかし、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、スペイン代表FWジエゴ・コスタ、元フランス代表FWロイク・レミー、元コートジポワール代表FWディディエ・ドログバを今夏に獲得したこともあり、インタビューで「我々にスペースはない」とチェルシーに居場所がないことを断言している。
そのため、ミランが2年間のレンタル期間をわずか半年でキャンセルした場合、チェルシーは売却に向けて新たな所属先を模索するという。そこで手を挙げる可能性が浮上しているのが古巣リバプールのようだ。
リバプールは昨季、世界最高の2トップ「SAS」として52得点を叩き出したウルグアイ代表FWルイス・スアレスの移籍、イングランド代表FWダニエル・スターリッジの離脱により、今季は壊滅的な状況に陥っている。
トーレスは当時プレミアリーグ史上最高額でリバプールからチェルシーに移籍したものの、加入当初からスランプに陥り現在に至っている。エースストライカーの姿を取り戻すため、古巣リバプールに帰還することがあるのだろうか。トーレスとリバプール、不振に苦しむ両者が再び手を取り合う可能性に注目が集まる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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