中国1部エース、ACL甲府戦ジャッジに苛立ち レフェリーの額に接近→イエローの奇行
浙江FCの10番を背負うMFリー・ティシャンが判定に不満露わ
中国の浙江FC(中国)は11月8日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第4節で天皇杯王者のヴァンフォーレ甲府(J2)と対戦した。前回対戦では2-0と甲府をホームで破った浙江だったが、前半に2点を許す苦しい展開となる。
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後半の開始早々に元浦和レッズのFWレオナルドのPKで1点を返した浙江だったが、その後は甲府に攻め込まれる。そんななか10番を背負うMFリー・ティシャンは、ハミス・アルマッリ主審のジャッジに苛立ったようだ。
リー・ティシャンは何度かボールを持った際、背後から甲府の選手にプレスを掛けられてボールを失い、そこからカウンターを受ける形になっていた。後半10分には背後からのチャージで倒され、ファウルを訴えたリー・ティシャンだが主審の笛は鳴らず。甲府はショートカウンターから、最後はFWピーター・ウタカが際どいシュートを放つビッグチャンスを作っていた。
この判定に怒ったリー・ティシャンはアルマッリ主審に詰め寄り、両手を広げて不満を示した。アルマッリ主審が立ち止まり、説明しようとしても主審に近づいて自身のオデコを軽くとはいえ、アルマッリ主審の額に当てた。これに対してアルマッリ主審はイエローカードを提示して、その場を収めた。
前節、初勝利を挙げて2連勝を目指して日本にやってきたものの、苦戦を強いられていることもあり、中盤の要であるリー・ティシャンは主審の判定に不満をぶつけてしまったのかもしれない。
(河合 拓 / Taku Kawai)
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