リバプール専門メディアが報道

　スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英はラ・リーガで飛躍を遂げており、世界から去就が注目されている。マンチェスター・シティやレアル・マドリードなどビッグクラブからのが関心が報じられているなか、イングランド1部リバプールも名が挙がっていた。エジプト代表FWモハメド・サラーの後釜候補についてリバプール専門メディア「Liverpool.com」が報じた。

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　久保は現地時間11月4日に行われたラ・リーガ第12節・FCバルセロナ戦（0-1）でフル出場。カンテラ（下部組織）時代を過ごしたバルセロナとの一戦でチームを勝利に導けず悔しい敗戦を喫したものの、90分を通じて存在感を放った。前半10分に相手MFガビを置き去りにするドリブル突破を披露したほか決定的なシュートを放つ場面も。卓越したテクニックでバルセロナゴールを脅かした。試合後には、敵将のシャビ・エルナンデス監督から「ワールドクラスの選手」と称えられた。

　そのなかで「Liverpool.com」は「バルセロナのシャビ監督がリバプールがモハメド・サラーの理想的な後継者を探すべき理由を説明」と見出しを打って、「シャビ監督が王座のサラーの完璧な後継者になる可能性があり、リバプールの移籍レーダーに載るべき選手について語っている」と伝えた。サラーは来夏に32歳となり、2025年に契約満了するため、サウジアラビアからの関心が高まっている。そのなかで、サラーの後継者として「完璧に当てはまる選手の1人が日本代表の久保建英」と太鼓判を押した。

　久保について「右サイドから左足でカットインする彼の能力は絶好調時のサラーを不気味に思い出させる。1対1で力を発揮する選手である久保は週末のバルセロナでも注目を集めた」と、バルサ戦の活躍も称賛。試合後にシャビ監督が久保を評価したことにも触れ、「過去数十年間で最高の選手の1人が選手を高く評価するとき、才能を雄弁に語る。久保は今シーズン、クラブでも代表でも非常に好調を維持しており、この調子でいけばリバプールでサラーの後任として優れた候補者となる可能性がある」と注目していた。