新たにトッティ、ヤヤ・トゥーレ、リベリーに触手 名門サントス、“欧州ベテラン勢”の獲得に執念
先日シュバインシュタイガーの獲得に名乗り 指揮官はトッティを第一候補に変更か
ブラジルの強豪サントスが、冬の移籍市場において欧州で実績を残したベテランの獲得を模索し、派手な動きを見せているという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
サントスは先日、マンチェスター・ユナイテッドの元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーの獲得に名乗りを上げたことが報じられていた。サントスのドリバル・ジュニオール監督は現地メディアに「我々にはワールドクラスの選手が必要だ。ボタフォゴが(元オランダ代表MF)セードルフを獲得したように、世界的な経験を持ち、お手本となる選手がね。我々はヨーロッパで出場機会を失っている選手の獲得を考えている」と語っていた。
しかし、サントスのターゲットはシュバインシュタイガーにとどまらないという。イタリア強豪ローマの“永遠の王子”である元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティにも獲得オファーを出し、さらにはマンチェスター・シティのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ、バイエルン・ミュンヘンの元フランス代表FWフランク・リベリーの獲得にも動いているとしている。
同紙によると、ジュニオール監督は特にトッティを獲得の第一候補に変更しているとし、冬の移籍市場での獲得を目指しているという。ベテランの域に差し掛かったビッグネームの獲得に執念を燃やすブラジルの名門は、その野望を果たすことができるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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