インテル長友が中村の受賞を祝福も…若手に苦言 「36歳でMVPって凄すぎる。もう化け物やん」

「ただ最近MVPはベテランの選手ばかり」と苦言を呈す

 20日に横浜アリーナで「2016 Jリーグアウォーズ」が開催され、川崎フロンターレのMF中村憲剛が自身初の最優秀選手賞(MVP)を受賞した。同賞の歴代最年長受賞は、2013年の中村俊輔(横浜F・マリノス)で35歳だったが、中村憲剛は36歳と記録を更新する形となっている。

 中村憲剛のMVP受賞を受けて、すぐさま海外からもメッセージが届いた。インテルの日本代表DF長友佑都は、代表で共闘した先輩に公式ツイッターで祝福コメントを送っている。

「中村憲剛さんJリーグ年間MVPおめでとうございます! 36歳でMVPって凄すぎる。何食べて、どんなトレーニングしたらそうなれるんだろ。もう化け物やん。笑 ただ最近MVPはベテランの選手ばかり。若手にも頑張ってもらいたいね」

 長友は36歳で初受賞した中村憲剛を「もう化け物やん」と称えつつも、若手の奮起を促すような苦言も呈している。実際、近年のMVP受賞者を見ると、15年はサンフレッチェ広島の青山敏弘(29歳)、14年はガンバ大阪の遠藤保仁(34歳)、13年は横浜の中村俊輔(35歳)、12年は広島の佐藤寿人(30歳)、10年は名古屋グランパスの楢崎正剛(34歳)が受賞した。

 そのなかで中村が最年長受賞となり、鉄人・長友ですら「何食べて、どんなトレーニングしたら…」と感嘆していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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