ルヴァン決勝、主審ジャッジに海外異論 浦和MFの転倒シーン「これほど明確なペナルティを見たことない」
MF伊藤の転倒シーンに海外スカウトが見解
オランダ1部フェイエノールトのスカウト・バーナード・シャイトマン氏が、ルヴァンカップ決勝のジャッジに注目。浦和レッズの日本代表MF伊藤敦樹がペナルティーエリア内で相手と交錯し、転倒したシーンで反則を取られなかった場面に異議を唱えた。
11月4日に行われたルヴァン杯決勝は、アビスパ福岡が2-1で制し、クラブ史上初タイトルを獲得。浦和はボール支配率68パーセント(%)を記録しながら1点に泣く結果に。0-2で迎えた後半15分には、浦和の伊藤がエリア内で倒されながらノーファウルとされ、PKは与えられなかった。
この場面では、福岡MF井手口陽介と伊藤がルーズボールに対しチャレンジしようとした際、伊藤の背後にいた福岡DF前嶋洋太の足が引っかかり転倒。故意的かどうかの判断が難しいシーンだったなか、中村太主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)との交信の末、最終的にノーファウルとしていた。
試合後、この判定の是非がSNS上で議論に発展したなか、シャイトマン氏は自身のX(旧ツイッター)上で「これほど明確なペナルティを見たことがない」と、該当シーンの動画を引用して指摘。浦和側へPKが与えられるべき事象だったと皮肉交じりに主張していた。
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