マンUブルーノが「悲惨な1週間を救った」 抜群切り返し→劇的決勝弾を英称賛「ユナイテッドらしさを証明」
ブルーノ・フェルナンデスが後半ATに劇的ゴール
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間11月4日、プレミアリーグ第11節でフルハムと対戦。MFブルーノ・フェルナンデスが終了間際にゴールを決め、1-0の劇的勝利に貢献した。
ユナイテッドは10月30日に行われたマンチェスター・シティとのダービー戦に0-3で敗れ、11月2日に行われたリーグカップ(カラバオ・カップ)4回戦のニューカッスル戦でも0-3で敗れていたなか、フルハム戦を迎えた。
試合は前半11分、フリーキック(FK)の流れからMFスコット・マクトミネイがゴールを決めるも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオフサイド判定となり、取り消しになった。
そして0-0で迎えた後半アディショナルタイム、右サイドでMFファクンド・ペリストリが粘ると、ペナルティーエリア手前で構えたB・フェルナンデスがボールを拾う。マクトミネイへのパスは相手DFに防がれたものの、再びB・フェルナンデスがボールを拾い、切り返しフェイントからニアサイドを打ち抜いた。
試合はそのまま1-0で終了。公式戦連敗中のユナイテッドにとって浮上のきっかけとなる勝ち点3を獲得した。
英紙「ザ・サン」は「試合終了間際の決勝点でユナイテッドの悲惨な1週間を救った」とブルーノの活躍を伝え、「ユナイテッドらしさを証明してみせた」と土壇場での勝負強さを称賛した。
また、英紙「メトロ」ではエリック・テン・ハフ監督がB・フェルナンデスを称賛したコメントを紹介。「彼はキャプテンとして毎試合、模範を示している」とキャプテンシーを称え、「彼は私たちにとって非常に重要な選手だ」と付け加えた。
B・フェルナンデスは試合後に「みんなが戦ってくれて、最後にシュートを決めることができた」と、チームで勝ち取った勝利であることを主張。「何かを築き始めるためには、勝ち点を得る必要がある」と勝利の重要性を語った。
直近2試合連続で大敗を喫していたなか、アウェーで勝利を掴んだユナイテッド。フルハム相手に苦戦しながら獲得した勝ち点3が今後のリーグ戦や、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも好影響をもたらすことができるだろうか。