冨安健洋は「上手に蹴れてIQも高い」 英国で高評価、内田篤人氏も「良い選手」と納得
「内田篤人のフットボールタイム」でクラブ月間MVP受賞の冨安に言及
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、10月のアーセナルの月間MVPに選出された。2021年9月にもクラブの月間MVPに輝いていた冨安にとっては2度目の受賞となっている。
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スポーツチャンネル「DAZN」の番組「内田篤人のFOOTBALL TIME」の収録時点では、MFブカヨ・サカ、MFデクラン・ライス、FWガブリエウ・ジェズスとともに候補の4選手にノミネートされていた状態だったが、元日本代表DF内田篤人氏と、元日本代表でJ3Y.S.C.C.横浜のMF松井大輔が、この選出を高く評価した。
10月の公式戦で冨安は全5試合に出場。プレミアリーグ3試合はすべて途中出場だったが、10月28日に行われたシェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)ではプレミア通算50試合目にしてアーセナル加入後の初ゴールも記録していた。
内田氏は「チームにとって安定感もあるし、居てほしい存在なんじゃないですかね」と、チーム内での立ち位置について言及した。また松井は「現代サッカーではセンターバックやサイドバックがすごく大事なポジションになってきている。それもイングランドのファンは見ているから、そうやって月間MVPの候補に挙がってくるのだと思う」と、DFの重要性が増していることを指摘した。
これに対して内田氏は「強さ、速さもあって、ロングボールも上手に蹴れるし、IQも高くないといけないから良い選手だ」と、フィジカル面での能力の高さに加え、技術や戦術理解度の高さについても冨安を高く評価した。
リーグ戦ではチームが守備を固めたい時に出場して、無敗(2勝1分)に貢献。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではフランス1部ランス、スペイン1部セビージャとのグループステージ2試合でいずれもフル出場。その活躍が高く評価されており、得票率は64%とほかの3人の候補選手たちに圧倒的な差をつけ、キャリア2度目の月間最優秀選手に選出されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)