鹿島の石井監督がJリーグ最優秀監督を初受賞! CSで“下剋上優勝”、クラブW杯でも冴えた采配

選手とともに成長曲線を描いた1年

 延長戦にもつれ込んだ決勝のレアル戦では、後半終了間際のセルヒオ・ラモスのファールに対して2枚目の警告が出なかったジャッジについて「キックオフから我々の選手たちは勇気を持って戦った。ただ、ある瞬間はレフェリーが勇気を持っていなかったかもしれないです。それは残念です」と会見でコメント。スペイン紙で取り上げられるほどの反響を呼んだ。

 現役時代の石井氏は鹿島の礎を築き上げたジーコの下でプレーし、その哲学を学んだ。49歳の日本人指揮官にとって2016年は、選手たちとともに成長曲線を描いた1年となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

 

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