鹿島の石井監督がJリーグ最優秀監督を初受賞! CSで“下剋上優勝”、クラブW杯でも冴えた采配

ファーストステージを制覇、年間勝ち点3位もCSで川崎、浦和を撃破

 FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)でレアル・マドリードをあと一歩のところまで追いつめた鹿島アントラーズの石井正忠監督が、今年のJリーグ最優秀監督を初受賞した。20日に行なわれた「Jリーグアウォーズ」で発表された。

 鹿島は今季、ファーストステージを制覇。昨夏からチームを率いている石井正忠監督はDF植田直通やFW鈴木優磨ら若手、DF昌子源や今季新加入のMF永木亮太ら中堅、そしてGK曽ヶ端準やMF小笠原満男といったベテランを融合させる手腕が光った。

 セカンドステージでは途中交代を巡りFW金崎夢生と一触即発となり、一時はチームの指揮を執れない状態に陥った。それでも現場に復帰して年間勝ち点3位。Jリーグチャンピオンシップ(CS)に出場すると、準決勝で川崎、決勝で浦和を打ち破って“下剋上”を成し遂げた。

 その勢いに乗ったクラブW杯でも足に負傷を抱えていた金崎、そして鈴木スーパーサブに置き、途中出場させると彼らが得点を奪うなど、采配が冴えわたった。

 

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