福岡が電光石火の先制! 前寛之が開始5分でゴール…ルヴァン杯決勝・浦和戦で1-0リード
国立競技場でルヴァン杯決勝開催
Jリーグ・ルヴァンカップの決勝が11月4日に国立競技場で行われ、前半5分という早い時間に初タイトルを目指すアビスパ福岡が先制ゴールを挙げた。
昨季AFCチャンピオンズリーグを制したアジア王者で、過去2度のリーグカップ優勝を経験している浦和レッズとの決勝戦を迎えた福岡。過去にタイトルを獲得したことのないクラブにとっては、決勝進出も初めてのことだった。
5-4-1の布陣で浦和にボールを保持させつつ、速攻からゴールを狙う福岡の戦略が開始早々にハマる。前半5分、福岡はMF前寛之が中央から右に展開すると、パスを受けたFW紺野和也が縦へ仕掛けていく。DF萩原拓也を抜いた紺野が中央に速いボールを入れると、攻撃の起点となった前が走り込み、このボールをゴールへと突き刺した。
先制ゴールが決まった瞬間、国立競技場のメインスタンドから見て左側のバックスタンドを黒く染め上げた福岡のサポーターは、爆発的な喜びを見せた。クラブ史上初のタイトルに向けて、幸先の良いスタートを切った福岡は、新たな優勝クラブとして名を刻むことになるのだろうか。
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