久保建英を「シャビが絶賛した」 バルサ英雄からの喝采にスペイン紙注目「彼はハイレベルの選手」
ラ・リーガ第12節でFCバルセロナと対戦、シャビ監督の称賛コメントに現地熱視線
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間11月4日、ラ・リーガ第12節でFCバルセロナとのホームゲームに臨む。現地メディアは敵将シャビ・エルナンデス監督が日本代表MF久保建英の資質に触れたコメントに注目。「タケ・クボに関する2つの質問を利用して絶賛した」と熱視線を注いでいる。
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久保はラ・リーガ開幕から10試合5ゴールを記録。9月にはレアルのMFジュード・ベリンガム、FCバルセロナのFWロベルト・レバンドフスキらを抑え、月間最優秀選手に選出されるなど、スペインを席巻する活躍ぶりが注目されているなかで、今節は下部組織時代を過ごしたバルセロナとの一戦を迎える。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はこの試合に先立って行われた敵将シャビ監督の会見に注目。「シャビがタケ・クボに関する2つの質問を利用して絶賛した」として、ソシエダの攻撃を牽引する日本人アタッカーの資質に喝采を送った実際のコメントを紹介している。
久保は10歳の時にバルサのカンテラ(下部組織)に入団。4年間を過ごしたが、2015年にユースチームにFIFAの制裁が科せられ、日本への帰国を余儀なくされた。その後、バルサ帰還を果たすことなく、19年に宿敵レアル・マドリードへ加入し、複数クラブへのレンタル移籍を経て、今に至る。
シャビ監督は久保のバルサ復帰が失敗したことへの質問に対し「その時何が起こったのかは分からない」としたうえで「久保は非常にレベルが高い」と絶賛。「私にとって、彼はレアル・ソシエダで最も差別化された選手の1人だ。彼は並外れた瞬間にいる。常に守備面での助けがいる。彼はハイレベルのサッカー選手だから」と語った。
今季の際立つ活躍ぶりもあり、久保に対してレアルやイングランド1部マンチェスター・シティからの関心も伝えられる。記事では「シャビは、わずか22歳で青と白のクラブとリーガの両方に革命をもたらしているこの選手の素晴らしい資質を称賛」とも指摘され、久保の存在に一目置いている事実に注目していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)