リバプールFWディアス、両親が誘拐被害も練習合流 クロップ監督はメンタル配慮「試合に出られるかどうかは彼次第」
11月1日からチーム練習に合流
イングランド1部リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアスは母国で両親が反政府武装組織に誘拐され、以降は公式戦を欠場している。ユルゲン・クロップ監督は現地時間11月5日に行われるプレミアリーグ第11節ルートン・タウン戦を前に、ディアスの状況について言及した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ディアスの両親、父ルイス・マヌエル・ディアスさんと母シレニス・マルランダさんは現地時間10月28日に民族解放軍(ELN)によって誘拐された。母親はすでに救出されたと報じられている一方で、父親の安否は依然として不明。これにより、ディアスは29日のプレミアリーグ第10節ノッティンガム・フォレスト戦(3-0)、11月1日のリーグカップ4回戦ボーンマス戦(2-1)を欠場していた。
レポートによれば、ディアスはすでにリバプールのチームトレーニングに合流しているという。クロップ監督は現地時間11月3日に行われた記者会見で「彼は2日前からトレーニングに参加し、昨日もセッションに参加した」とディアスの現状について触れ、さらに試合への出場について言及した。
「試合に出られるかどうかはすべて彼次第だ。私は何も強要したくない。もし彼が大丈夫なら彼は我々と一緒にいる。彼がほとんど寝られていないことは見れば分かる。コロンビアからのニュースが我々に少しの希望を与えてくれる。我々がどうするかは何も言えない」
眠れない日々を過ごしているはずのディアスだが、試合に向けての準備は進めているという。今はただ家族の無事を祈るばかりだが、ディアスはこの困難な状況でピッチに立つことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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