「飲み込まれないように」 埼玉出身の福岡MF紺野、浦和ファン・サポーターの熱量を警戒
今季は公式戦33試合に出場
アビスパ福岡は11月3日にクラブ史上初タイトルに挑戦するルヴァンカップ決勝の前日練習を国立競技場で実施。埼玉県出身のMF紺野和也は、「レッズファンの友達もたくさん見に来るので、負けないように」と意気込んだ。
紺野は埼玉県の名門、武南高校から法政大学を経て2020年にFC東京へ入団。3シーズンプレーして、今季に福岡へ移籍した。長谷部茂利監督からは、「サイドハーフとシャドーの両方でプレーしてほしい」という要望を受けてきたという。4バック、3バックとシステムを併用するなかでも、前線で変化をつける存在としてリーグ戦とルヴァンカップの合計33試合でプレーしてきた。
対する浦和はリーグ最少失点のチームであり、5月の対戦もスコアレスドローだった。紺野は「試合の入りが大事になる。失点して崩れることがないように守備から入りたい。浦和は失点の少ない相手で、しっかりと中を閉めて守るのでサイドと中央のコンビネーションでバランスを崩していければ。3トップが仕掛けて崩せれば」と話す。
そして、この試合はJリーグからチケット完売のリリースが出ているように満員のスタジアムが予想される。地域性からも浦和サポーターが多くなることが見込まれるだけに、紺野は「浦和はファン・サポーターの熱量もすごいので飲み込まれないようにしたい」と話す。そして、埼玉県出身だけに「レッズファンの友達もたくさん見に来るので、負けないように頑張りたい」と意気込んだ。
堅い試合展開も予想されるだけに、どちらの攻撃陣がそこに風穴を開けるか。高い技術を持つレフティー紺野がその候補として注目される。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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