スペイン国王杯スタジアムでの久保＆少年のやり取りが反響

　スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、現地時間11月1日に行われたスペイン国王杯（コパ・デル・レイ）1回戦（ブニョル戦／1-0）で出番なしに終わったなか、スペイン人少年との微笑ましいやり取りが話題に。試合後に少年の父親がある1枚の写真をSNS上にアップすると、“ほっこりエピ”の結末に反響が寄せられている。

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　敵地で行われたブニョル戦で、久保はベンチ入りも最後まで出番はなく、ベンチから戦況を見守った。試合はFWカルロス・フェルナンデスが後半に決めた決勝点でソシエダが勝利したなか、ある場面が話題に。ベンチに座っていた久保に対し、1人の少年が背後から接近。ユニフォームを懇願すると、久保から背番号14の1着が渡された。

　満面の笑みでスタンドに戻った少年はこの1着を身に付け、再びソシエダのベンチ裏へ。ポップコーンを持参し、ユニフォームを貰ったお礼として、久保にプレゼントした。この微笑ましい一連のシーンが反響を呼んだなかで、少年の父親は試合後、自身のX（旧ツイッター）上に1枚の写真をアップした。

　ポストには「Tシャツを着たまま寝ることになった」と綴られ、そこに添えられた写真には、久保のユニフォームを着込んだまま、ぐっすりと眠る少年の姿が。思わずほっこりとさせられる1枚は反響を呼び、国内外のファンから「サッカーは素晴らしい」「なんて素敵なんだ」「可愛い」「ほっこりエピソード最後まで良すぎ」との声が寄せられた。

　なお、スペインメディア「Telecinco」によると、久保からユニフォームを獲得したのは4歳のハビエルくん。父親のアシエル・ベンゴセアさんはサン・セバスティアン出身で、仕事のためバレンシアに移住。妻と息子とともに同地に住んでいるなかで、ソシエダの試合観戦のためにバレンシア州にあるスタジアムに訪れていたようだ。